2014年07月12日

丹後行。一色氏の吉原山城に登る

台風の被害もなく、今日は快晴。
相方の宮津行きにくっついて丹後の山城へ。

IMG_4988.jpg
与謝天橋立ICを目指して走る、将来は豊岡から鳥取まで通じるらしい

丹後は室町幕府の四職家の一に数えられた一色氏が守護に任じたが、
一色氏は将軍の謀略にあって勢力を後退。
戦国末期、織田信長から支配をまかされた細川幽斎は、
一色氏に娘を嫁がせるなど協調路線をとったが、本能寺の変後、
謀略を弄して一色氏を斃し一国支配を果たした。

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posted by うさくま at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 丹後の山城

2010年08月28日

中山城の発掘調査現地説明会へ

丹後舞鶴市西方にある中山城の発掘調査現地説明会へ行ってきた。
十時半から開始のところを十時前に着いてしまったが
予想した通りというべきか、 すでに多くの参加者でイッパイだ!。
見ればほとんどが中高年以上の方々 (ウサクマもだが…) で、
丹後における中山城の歴史的価値と、中高年の方々の歴史熱が実感される。
 
参加者の多さに、二回に分けて説明会と城址探索が行なわれることになった。
十時スタートと本来の十時半スタートの二回である。
早起きは三文の得ではないが、少しでも陽射の柔らかい
十時スタートに加わることができた。


中山城_現説01s
南より中山城址を見る…山肌の見えている部分が発掘箇所

中山城_現説02s
熱心に説明を聞き入る多くの参加者

まず、学芸員の方による中山城の歴史的概略と発掘成果の説明があり
その後、中山城の発掘現場を実地踏査および現地での質疑応答となった。
城址一帯は、一ヶ月前に来たときとは違ってキレイに片付けられ
要所に標識も立てられていて、発掘成果が非常に分かりやすくなっている。
前回にも感じたことだが、
発掘された建物跡、柵の跡、さらに戦国時代の姿を彷彿させる曲輪・切岸など
いまの状態のままに維持、保存されれば素晴らしい歴史勉強の場になる
しかし、切岸の高さなどは危険かもしれないな〜などと思っていた。


中山城_現説03s 見事な切岸と帯曲輪

ところが、何気なく学芸員の方の説明を聞いていると
今回、発掘された中山城址の南曲輪部は由良川の水害被害もだが
それに伴う道路の付け替え工事に先立つ調査とこのとで
南曲輪部分は切り崩されて道路になるとのことであった。
かつて、中山城址にあった城山八幡宮も山麓で移設工事が進行中、
「なんということ!」 単純な治水工事だと思って安心していたのは糠喜びであった。
道路行政的には仕方がないこととはいえ、
貴重な中世山城だけに、なんとか残す方策はなかったのだろうか?
山城ファンにとっては、まことに残念!無念!な現実というしかない。 

中山城でガックリしたあと、宮津の天橋立へ車を走らせた。
国宝の海人氏系図を伝える籠神社をに参拝したのち、
一色氏の居城であった今熊野城址、丹後国分寺跡、稲富氏の弓木城を経巡ってきた。
今熊野城址は生い茂る夏草と雑木で登城は断念、
弓木城は曲輪・土塁・虎口、堀切などなど素晴らしいところであったが、
かつてあった二の丸は小学校、三の丸は墓地、大堀切は道路に変じていた。
戦国時代にはなかった現代の土木工事パワーによって
難攻不落をうたわれた山城もあっけなく姿を変えてしまっていたのであった。
by kuma
posted by うさくま at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 丹後の山城

2010年07月26日

丹後、舞鶴の城に登る

舞鶴若狭自動車道が無料化になって、そろそろ一ヶ月、
丹波に住む者にとってはまことにありがたく重宝させてもらっている。
そのようなおり、「舞鶴の山城」という本を入手、舞鶴山城研究会の方々が編集、発行されもので、素晴らしい一冊である。早速、舞鶴の山城より「これは!」といえる城址をピックアップして真夏の陽射のなか、舞鶴若狭道を舞鶴へと車を走らせた。
 
ピックアップした城址は
東舞鶴インターチェンジの眼前に聳える小山山上にある溝尻城、
丹後守護職に任じた一色氏が最期を迎えたという中山城、
そして、一色氏の四将の一人であった三上氏が拠った志高城で、
いずれも規模の大きなものばかりである。
 
丹後-溝尻城遠望
登り口の樹徳禅寺より城址を見る

丹後-溝尻城竪堀 丹後-溝尻城主郭 丹後-溝尻城堀切
城址南西部の竪堀 ・主郭切岸と愛宕神社 ・主曲輪部北端の大堀切
 
溝尻城は矢野氏が拠った城と伝えられ、主郭を中心として各尾根に曲輪が築かれ曲輪群は竪堀を伴った堀切で明確に区画されている。
さらに、南尾根先の小山に堂奥城、南西尾根先の小山に支城を築き、山全体を城郭化している。いまも、大将口、射手口、家中などの地名が残っていて、城址の遺構と併せて戦国時代の様子を彷彿させる格好のところとなっている。
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posted by うさくま at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 丹後の山城