今日の天気は概ね晴。昨年来、神河町の友人と計画していた置塩古城(439.7pt 谷山三角点 香寺町側では「城の段(しろんだ)」と呼ばれているらしい)登山を決行。ルートは、年初に下見がてら訪れていた香寺町相坂の秘境ともいえる谷山集落よりチャレンジ。改めて地元の方に状況を聞くと山道はないとのこと。とはいえ、城の段のある山ははるかに見えている。まずはあそこを目指そうと山道を登りはじめた。
置塩古城(城の段)が位置する山を見る、遠い〜
道なき斜面を尾根へ
山道はやがて消失、GPSマップを見ながら城の段から伸びる尾根筋に取り付き、そこから一気に城址のある山上を目指した。途中、崩れやすい、かつ滑りやすい岩場を踏み越え、城の段こと置塩古城の南曲輪に攻め込んだ。
城址は倒木、杉の枝などが散乱しているが、土塁、切岸、井戸跡であろう水場など見どころは少なくない。段状に連なる曲輪を踏み越え、登りついた山上部は数段の曲輪に区画され、東端部は土塁が取り巻き、その先の尾根は岩場をガッツリ掘り割った堀切で防御されている。
戦国末期、恒屋城主の恒屋氏が置塩赤松氏を夜襲したが失敗討死したというが、恒屋氏を迎撃したのはこの城の段だったのではなかろうか。
一部bに石積跡
城の段こと置塩古城は全体的に大味で古さを感じさせるところで、伝にもあるが山岳寺院を山城に転用、あるいは併存していたのかも知れない。ともあれ、いかにもダニの巣窟を思わせるところである。ネットの情報によれば、東尾根先より置塩城が見えるとのことだったが、生い茂る木々に遮られて眺望はほとんどなかった。
谷山集落から城の段まで約1時間40分の山登りであったことを思えば、置塩城からのルートが大手道と思われ、谷山側は搦め手であったのだろうか?。実際、城の段に登ってみて置塩城からも乗ってきてみたいものと思った。この秋ごろに実現したいと思うが、どうだろう。
下山したのち、近くにある天台宗の古刹・八葉寺に立ち寄ることに。車幅いっぱいいっぱいの相坂トンネルを抜け、山道を登る、寂び寂びとした境内に到着。境内はシダ植物の宝庫ということて、植物に造形の深い友人にあれこれ教示をいただいた。いつも思うことだが、植物や樹木、野鳥などに詳しい人がうらやましい。