日中合作の歴史時代劇「蒼穹の昴」が
先月、BS-日テレで放映されていた。
ドラマ「蒼穹の昴」は、かつてNHKで放映されたが
まったく見ることもなくうっちゃっていた。
今回も相方が偶々録画していたもので、正直、
「見よう!」という気が起きずウッチャッテいたが、
先日、何気に見ているとグイグイと引き込まれてしまった。
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近江の戦国大名、浅井長政と織田信長の妹お市との
間にうまれた江をヒロインとした
2011年の大河ドラマ 「江−姫たちの戦国−」 始まった。
一昨年の大河「天地人」や、ゲーム・コミックなどから火がつき
世の中は、歴女・城女なども出没する山城、戦国武将のブームである。
年が明けると、驚くばかりの戦国時代本の創刊ラッシュとなった。
編集内容はといえば、それぞれ工夫が凝らされているとはいえ
やはり、似たり寄ったりのもので、なかには 『ほんまかいな!? 』 という
今晩から始まった 「江−姫たちの戦国−」 も
いまの戦国・山城ブームを支えることになるのだろう。
三姉妹の地元である長浜市では
きたる十五日の土曜日から「江・浅井三姉妹博覧会」が始まるそうだ
それも年末の十二月四日までの長丁場だ。
NHK 公式サイトから
なんとも無理くりな戦国史ダイジェストで、そのあまりに目まぐるしい展開に疲れてしまった。
一方、登場人物を演じる役者の年齢が、あまりに老け過ぎ!
一年を通じて演じる役者の場合は仕方がないが、
最初のころだけしか登場しない人物は実年齢の近い役者を起用してほしかった。
二十八歳で死んだ浅井長政、三十歳後半で死んだお市 などは、
もっと若い役者でもよかったのではなかろうか。見ていてつらかった!
ストーリーに関しては、いまだ内容を云々する時期ではないが、
第一回目は、必要だったのだろうか?
時代説明のことは、歴史ヒストリアか、歴史スペシャルに任せておいて
もっと、ドラマとしてガツンとくるものが欲しかった、かも。
2010年の大河ドラマ『龍馬伝』も今日の放送で最終回を迎えた。
むかしの大河ドラマは、12月中ごろまで放映していたように記憶しているが
最近は年末特番を放送するせいか最終回が早くなっているようだ。
さて、いまから143年前の慶応三年(1967)11月15日
坂本龍馬は何者かによって暗殺された。享年三十三歳、若い!
龍馬暗殺の犯人としては
1) 新撰組説
2) 京都見廻組説
3) 薩摩藩説
4) 紀州藩説
5) 土佐藩説
などの説がなされているが、いまに至るまで真犯人は特定されていない。
今回の『龍馬伝』をみていると、ドラマの早い段階から
薩摩藩黒幕説に立ったストーリー運びになっているように思われる。
かくいうクマも龍馬暗殺の黒幕(下手人)は、
薩摩藩であろうとする説がもっとも腑に落ちる! と思っている一人だ。
今回の「龍馬伝」は、これまでにない竜馬像をつくったものだけに
新しい解釈をもって幕を閉じるであろうと期待していた。
ところが最終回、通説通り見廻組が犯人であった。
先週の放送まで新味をだしまくっていたが、
意外とノーマルな最終回だったな〜、ともあれ龍馬に合掌。
毎週、日曜日の晩九時から放映されていたドラマ”仁”が終わった。
昨今、低調なテレビ界にあって、視聴率も好調だったとのこと。
物語はタイムスリップした主人公が
幕末の日本で苦闘するというもので、
ややもすれば絵空事になりがちな話を
リアリティに溢れた世界に作り上げていた。
村上もとか描くところの原作の面白さもあったのだろうが
大沢たかお演じる主人公をはじめ
内野 聖陽 の坂本竜馬
綾瀬 はるか の咲 などなど
出演者のひとり一人が素晴らしい演技で、
久しぶりに次回が待ち遠しい、上質のドラマであった。
最終回を前に放映された再放送もDVDに録画して見てしまった。
マンガのテーマでタイムスリップものは少なくないが
イージス艦が太平洋戦争真っ只中の時代にタイムスリップした
かわぐちかいじ氏描くモーニングの「ジパング」も面白かった。
戦後の新しいジパングを描くことなく
先月、終わってしまったのは残念であったが
マンガ史における傑作の一つであったことは疑いない。
ドラマ”仁”は終わったが、マンガはまだ続いている。
”仁”もマンガ史に残る傑作となるものだけに
物語がどのような最期を迎えるのかおおいに楽しみだ。
ところで、ドラマの最終回の最期に頭痛が主人公を襲ったが、
なにやら、 ”仁 -U” 制作への布石のようで、
続編が見られる日がくるのを待望している。 by kuma
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