2016年02月14日

大中臣那珂氏流桐村氏の家紋を探索する

予定されていた宍粟城研の「楯岩城オフ」が雨天中止となった。
ポッカリと空いてしまった日曜日、以前より調査を続けていた
丹波天田郡の中世国衆・桐村氏の家紋探索に出かけた。

桐村氏が勢力を有した天田郡北西部は、かつて佐々木荘と呼ばれ
桐村氏の本家にあたる金山氏が所領とし、金山氏が開基した古刹・天寧寺、
金山氏、桐村氏の山城群が存在、これまでも折につけて訪ね歩いてきた。
とりわけ金山氏、桐村氏の家紋探索に注力してきたが
滅亡した金山氏はともかくとして桐村氏の家紋を発見するには至らなかった。

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2015年12月31日

古木に柏紋を、ひたすら書き起こす

29日から冬休み、休み初日、年賀状を作って印刷、
家紋Worldの年始関連のチョコッと作業に集中!
年賀状を投函しにチョコッと出た以外、やはり、引き籠ってしまった。

引き籠りついでに「古木に柏(株柏という言い方が定着しつつある)」
の書き起こしを始めたら、スイッチが入ってしまい、
古木柏(株柏)の家紋作図に熱中してしまった。

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29日、七つ書き上げた

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2015年12月27日

「家紋夜話」をアップ

12月24日、巷ではクリスマスイブの夜、
サンタがくるわけでも、サンタになることもない。
そんなイブの夜、ここのところ、ずーっとサボっていた
家紋Worldの更新作業を思い立ち、前から温めていた
新しい家紋コンテンツ「家紋夜話」作成に着手した。


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2015年12月23日

京丹波で須知氏の家紋を探索

先日、須知氏の城館跡・上野城に行ったとき、
紋友の亀井さんが須知家の家紋を採取された大円寺に行ってきた。
上野城を探索したのち、登ろうかどうか迷った
上野城の詰めの城にあたる南城の登り口がズバリ墓地であった。

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2015年12月19日

篠山市北端の墓地をさすらう

久しぶりに墓地紋採取に出かける。
今日のターゲットは篠山市の北端に位置する
旧西紀町遠方、本郷そして桑原界隈の墓地。


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2015年12月05日

家紋界の大御所、高澤先生と大阪を歩く

今日は、超ひっさしぶりに大阪に遠征してきた。
(丹波からだと電車で往復二時間半かかる)。
家紋界の大御所で日本家紋研究会会長・高澤等さんの
上洛に合わせて、京都家紋研究会勇矢会長をはじめ
主要メンバーのみなさんと大阪歴史探訪を楽しもうという集まりへの参加。

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大阪城公園方面より大坂城を遠望

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2015年11月23日

病院帰りに家紋ウォッチ

今日も朝から病院で点滴。
帰りに以前寄ったことのある篠山市当野にある墓地を再訪。
中本家が断然多く「剣花菱」紋、ついで進戸家が「剣木瓜」。

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となりの墓地は井上家「剣酢漿草」、馬場家「左馬字」、
そして酒井家が「三つ巴」紋。

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当野の地は、鎌倉時代、東国御家人酒井氏が地頭職として、
勢力を培ったところ。一帯は、いまも酒井家が多く、
いずれも「三つ巴」紋で、酒井家だけの墓所もあるところ。
ここの墓地の家々も中世以来の家なのかも?
とくに、馬場家の家紋の由来が知りたいところだ。
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2015年11月21日

三田で家紋ウオッチ、Saiaの原稿アップ

病院の点滴帰りに古い墓地を発見した。
立ち寄ってみると、籔花・菊野・森井・切田・下垣家などの墓石があり、
珍しい家紋としては下家地家の墓所に「丸に桔梗に二引」が刻まれていた。

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ここ、三田と篠山の境目界隈に多い森鼻家と同じ紋、
遠い一族関係なのだろうか?
下家地は「シモカジ」と読むと、墓掃除中の方に教えてもらった。
家紋も名字も珍しい部類といえそうだ。

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帰ってから、歴史民俗誌「Sala(サーラ)」に連載中の
「家紋の話」第59号掲載分の原稿を最終チェック。
編集長Yさん宛て、送らせていただいた。
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2015年10月15日

古い家紋帳に出会う

今日、講座をやらせていただいたのち、
女性のおひとりが持ってきてくださった古い家紋帳。
むかし、村の紺屋をやっておられたといい、
その古さ、栞として挟まっている古新聞、
紋帳に記された角字など、興味深く有難く拝見している。

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また、篠山の高橋家の家紋
「綱」字、「一文字に綱」字、「綱に一文字」紋の
由来に係るおもしろい話を聞かせていただくこともできた。

篠山の家紋-高橋綱.jpg 篠山の家紋-高橋上一.jpg 篠山の家紋-高橋下一.jpg
本家が「綱」紋で、最初の分家が「綱に上一文字」、
次の分家が「綱に下一文字」 を用いて本支を分けたと伝えられているそう。


篠山における家紋講座も
旧多紀町を皮切りに、城東、篠山、そして今日の多紀と
蛮勇を振るってお話をさせていただいた。
こういことは願ってやれるものではないだけに
まことにありがたい経験をさせていただけた。

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2015年10月03日

大芋から村雲界隈で、家紋講座の調査行

天気は快晴。家紋講座の資料となる家紋を採取するため
大芋から雲部あたりの墓所をめぐった。

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小倉集落より北方にそびえる雨石山を見る

まずは大芋小学校近くからスタートして、小倉あたりで墓所探し
出会った女性に聞くと小倉の墓地は山を越えた東の谷に新たに造成されたとのことで
山麓の新しい墓地を訪ねると「小倉宮代墓地」とあり
矢野家の「丸に並び竹に笹竜胆(五枚笹か?)」、山田家の「下り藤に岩字」
小林家の「丸に五本骨扇に一文字」、荒木家の「抱き柏」、小西家の「丸に五本骨扇」を採取。

IMG_1930.jpg IMG_1932.jpg IMG_1946.jpg
左から、矢野家・山田家・小林家の家紋

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2015年09月27日

信濃遠征、家紋採取

五泊六日の信濃遠征
山城を訪ね、寺社や墓所にある家紋の採取に勤しんできた。

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喬木資料館:知久氏の七本骨御所車紋
喬木資料館:座光寺氏の甲冑に打たれた違い高羽紋
船山城跡の墓所にあった片桐氏の並び矢紋

IMG_0046.jpg IMG_0087.jpg IMG_0096.jpg
諏訪高島城内、護国神社の梶葉紋
桑原城跡山麓の仏法紹隆寺古墓地:矢崎氏の並び矢紋
仏法紹隆寺古墓地:守矢氏の十字紋

IMG_0098.jpg IMG_0280.jpg IMG_0328.jpg
仏法紹隆寺古墓地:茅野氏の三つ盛亀甲唐花紋
諏訪上社本殿の梶葉紋
諏訪上社前宮の梶葉紋

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望月氏の居館跡の城光院の七曜紋
岩尾城主大井氏の供養塔に刻まれた松皮紋
上田城内に鎮座する真田神社の神紋

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真田城山麓で見つけた坂口家の家紋、山形に二本杉?かな
真田幸綱・昌幸父子の墓所がある長谷寺境内にあった大隈家墓所のカゴメ紋
海野一族の氏神、白鳥神社の州浜

IMG_0870.jpg IMG_8754.jpg IMG_8757.jpg
村上氏の居館跡という満泉寺の上字紋
ふるさと小川村に展示されていた木製の屋根材に大日方氏の二つ引両紋
大日方氏の後裔に伝来する甲冑に打たれた二つ引両紋

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小笠原一族二木家の丸に木の字紋
同じく二木家の三愛菱に千切紋、何気に感動 (^^)
天保11年の銘が刻まれた三村家墓石の折敷に三文字紋! これも、お〜ッと感動 (^^)/! 


事前にあれこれ調べたつもりだったが
振り返ってみると、見逃し、調査不足を痛感するばかりだ。
できれば、家紋採取だけに特化して
もう一度、信濃に遠征したいものだが、年内は無理だな。

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2015年09月23日

諏訪上社の「根あり三つ梶の葉(諏訪梶葉)ウォッチ

諏訪上社の大祝・諏訪氏の家紋は
諏訪上社の神紋である「根あり三つ梶の葉(諏訪梶葉)」である。
諏訪氏にゆかりの地を歩くと、
当たり前のことだが諏訪梶葉紋が否応なく目に入ってくる。

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諏訪高島城内で         諏訪護国神社賽銭箱で

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佛法紹隆寺で           頼岳寺で

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頼岳寺境内に植えられている梶の木

それらの諏訪梶葉紋を見ると
現代の紋帳などに記された紋形にとらわれることなく
自由に描かれていて、なんとなくホッとしたりした。
いまさらのことながら、諏訪大社は上社と下社があり
上社は根が四本、下社は五本がお約束であった。

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頼岳寺境内で

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頼岳寺境内墓所で

上社の本宮、前宮をはじめ、諏訪氏ゆかりの地で採取した
諏訪梶葉紋は根が四本ばかりであったが、一つだけ五本のものがあった。
ま、そういうこともあろうか・・・。と思いつつ
なんとなく上社と下社のお約束事は守ってほしかったような。

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諏訪上社本宮で

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何故か?五本足         諏訪上社前宮で

 
また、ゆかりの寺社に植樹されていた梶の木の葉っぱが
まったく、諏訪梶葉紋に似ていないのもおもしろかった。
とはいえ、成長した梶葉が一般的な、特に平戸梶葉紋に似ていた。

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一般的な梶葉紋          平戸梶葉紋


あたりまえのことだが、では諏訪梶葉は?
ということになるが・・・。 諏訪神のみぞ知るということか??
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2015年09月20日

篠山東北地域で家紋探索

豊岡からの帰り、篠山の北部方面に寄り道して
来月の家紋講座のための墓所めぐりをした。まず、藤阪で発見した墓所では
岡崎家の「剣酢漿草」紋、岡本家の「丸に橘」紋を採取、
藤阪には気付かない墓所がもっとあるのかも知れない。

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瑞祥寺参道かたわらに咲いていた彼岸花

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2015年09月17日

多紀「家紋講座」の準備に着手

春先の連休以来
ズーッと、信濃の武家の歴史と格闘してきた。
草稿が一段落したところで、
来月15日に予定されている家紋講座用に、
篠山家紋マップを改訂、大芋・多紀・福住を反映した。
これで、ほぼ、篠山全域の家紋マップができた (^^)

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今回の講座ターゲットとなる地域、
大芋は見聞諸家紋にも収録された大芋氏の拠ったところ
多紀は丹波鬼と称された荒木山城守の居城細工所城があるところ
そして福住は丹波の青鬼籾井氏の籾井井城があるところ
と、それぞれ歴史的に面白いところ揃いだ。

家紋の話がメーンになるが、
そのような歴史も入れてみたいものだが・・・
そうなると話が散漫になるだろうし、悩む (?_?)
posted by うさくま at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 家紋

2015年09月05日

妄想「古木に柏」紋ラインを走る

先日来の綾部家紋調査で、綾部市には「古木に柏」紋が広く分布していることが分かった。とくに、山家から丹後に抜ける道筋にあたる上林谷と、上林谷から舞鶴へ分岐する五津合谷に集中していることが知られた。菅坂峠で舞鶴に通じる五津合谷には、道筋に散在する小室家・鎌部家・井関家・藤崎家・田中家の墓所に「古木に柏」紋が刻まれているのであった。

ひょっとして、山家から上林谷、五津合谷から舞鶴まで、「古木に柏」紋ラインがあるのではないかと妄想、上林から五津合、そして舞鶴までを往来してみることにした。

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2015年08月29日

須田氏の鸚鵡紋を書き起こす

前から気になっていた信濃須田氏の家紋「鸚鵡」を
三時間かけて書き起こしてみた。こういう作業は楽しい。
細かい部分を見れば、いささか悩ましいところもあるが、
単純なトレースに比べると、まずよしとしよう。

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Facebookにアップしてみると、紋友から
「オウムさんまで家紋になってたんですね。知らなかった!」とのコメント。
鸚鵡紋は中世の系図書『尊卑分脉』の須田氏系図に「幡文鸚鵡」と
書かれて以来、中世から近世を通じて須田氏の専用紋というべき存在。
いつか、米沢にあるという須田家の墓所を訪ねて
そこに刻まれているだろう家紋を見てみたいものだ。
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2015年08月22日

家紋講座、終了

綾部史談会の川端二三三郎先生から依頼を受けていた家紋講座の当日。
会場となる綾部市立資料館となりの中央公民館に出かけた。
通りなれた西紀の本郷から九号線に抜け、由良川を渡り、さらに由良川を渡る。
綾部市街を通り過ぎる道すがらで発見した宝積禅寺境外墓地に寄り道。

墓地には、もうおなじみになった森田家の「古木に柏」紋、
桜井家の「隅立井筒に桜」紋、那須家の「扇に一文字」など、
なるほどと思わせる家紋が。そのようななかで
山口家の墓石に彫られた「古木に五三の桐」紋を発見。

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山口家の「古木に桐」、いろんな形がある

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同じく山口家の「古木に桐」   森田家の「古木に柏」

0822那須.jpg 那須家の「扇に一文字」

「古木に五三の桐」は、見たところ「枯木に柏」紋と解した方がよいようにも思われるが、さて?
なんといおうか、綾部市域には「古木」をベースとした家紋が多い。

会場で講座の準備をしたのち、しばし、レジュメでにらめっこ。
「綾部の家紋」をテーマとした家紋講座をやらせていただいた。
みなさん、綾部の歴史に詳しい方々でもあり、文字通り蛮勇を振るったわけだが
家紋講座、受けたのか、受けなかったのか、よく分からないが、無事終了した。

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会場で講座の準備
綾部−名字家紋ベスト10.jpg
今日のために調べた綾部の名字ベスト10と家紋

ここ数年、家紋の話をやらせていただかせてもらっているが
対象が一家にひとつ(あるいは複数もあるが)というものだけに
普遍的とはいいにくいテーマではある。それだけに、
もっとおもしろおかしく語るか?とも思うが、そういうものでもない。
いつも残る不完全燃焼ともいえる心持はなんだろう・・・ふむ?


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2015年08月18日

講座の家紋サンプル探しに

信濃武士の通史に悪戦苦闘中!
武士の起こりとなる寄進系(型?)荘園の歴史の理解がなかなか難しい。
ともあれ、草稿の目途がたったので、気分転換!、

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ということで、相方と一緒に、志賀氏と白波瀬氏の家紋を探して志賀郷に遠征。
志賀郷の中心にあたる志賀郷を起点に、墓所めぐりをスタート。


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2015年08月10日

家紋歴史講座のレジュメが完成

今月の第四土曜日に綾部市でやらせていただく、
家紋歴史講座のレジュメが完成、
早速、ご担当の先生宅に送らねば。

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できれば、もう少し家紋資料を得るため、墓場ウォッチに行きたいのだが、
この暑さと盆前のお墓掃除の邪魔になってはいけないので、
残念ながら断念しよう!

 
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2015年03月15日

篠山家紋探索行ー細見氏を中心に

朝、相方を某所に送り届けたのち、
篠山北部の本郷から藤坂、筱見方面の墓地紋をウォッチ!

本郷には篠山の中世領主の一人であった細見氏の山城が残り
子孫が開いたという菩提寺だという松隣寺も残っている。
そして、一帯は細見さんが集中するところで、
歴史探訪、家紋探索に何度か訪れたところでもある。

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posted by うさくま at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 家紋