2013年08月04日

八上城攻め、そして丹波の祇園さんの夏祭

この土日は、丹波の祇園さんで知られる波々伯部神社の夏祭。
昨日は山車の宮入、今日は御旅所への渡御、そして
三年に一回奉納される神事「デコノボウ」が演じられる。
 
その前に、かねてよりR社のTさんと約束していた八上城登山に一汗。

今回の登山は波多野氏の子孫という方をガイドする下見行で、
R社さんは山城トレックを自社のツーリズムメニューの一つに
位置づけようとされているとのことだ。その成否はともかく
山城好きの一人としては可能な限り協力させていただくことになったのだ。
 
Tさんは、八上城登山は初めてとのこと。
また、ガイドすることになる方は年配の女性お二人だそうで
それならユックリノンビリペースで行きましょうということに。
まずは、コンビニでお茶とおにぎりを調達し、
春日神社口に車を停め前田主膳屋敷より登山スタート。
曲輪、竪堀、堀切などの山城遺構を見つ、解説しつつ
約一時間かけて本丸に攻め上った。途中ですでに汗みずく、
本丸からの眺望と涼しい風が心地よい。

八上城_20130805
 
本丸でおにぎりをほうばりながら登りにおける留意点をチェック。
30分ばかり休憩したのち、蔵屋敷跡から朝路池、野々垣口に備える曲輪
そして、南斜面の兵站地と目される平坦地までを探索する。
ついで光秀の母を磔にしたという磔の松跡、馬駆け馬、
要所に落とされた竪堀を見ながら芥川丸、堀切を経て西蔵丸まで尾根歩き。
西蔵丸からは藤の木坂口までひたすら下って行くことになる。
本丸からの下りでもそうだったが、キノコが驚くほどに生えている。
ここ最近の雷雨の為せる技だろうが、チョット不気味でもあった。
 
八上城の下見行は、すべて三時間くらいの行程となった。
Tさんいわく、ガイド希望のお二人はジックリ八上城を歩きながら
波多野氏の歴史を感じたいとの希望なので
そこらへんを配慮していただけるとありがたいとのことだった。

波々伯部_20130805-01

さて、八上城下見行を無事すましたのちは波々伯部神社である。
鳥居の傍にデコノボウ神事の舞台となるキュウリ山が東西に鎮座している。
神社には渡御を終えた山車が並び、神輿が荒ぶっている。
参道、境内にはディスカバーガイドさんたち、歴史四館の面々、
その他、見知った人たちがデコノボウ神事の奉納を今や遅しと待っている。
なるほど、デコノボウ神事の人気のほどが実感されることだった。
やがて、稚児たちが可愛い仕草で迎えの神事を行うと
氏子たちによって東西のキュウリ山が順番に神前へと引いてこられる。

波々伯部_20130805-02
 
始まった神事は、鳴り物も語りもない人形劇で
一分足らずの間に演じられる様子は、まことに呆気ない。
とはいえ、演し物の解説を聞き、神事の舞台を見ると
その素朴な人形劇の呆気なさが、却ってなんとも言えぬ面白さを
醸し出しているのだった。それが中世に通じるという
この神事の大らかさであり、見終わってのち心豊かな気分になったのであった。
 
神事の始まる頃より雨が降り出したが、
それは神さんがデコノボウ神事を嘉され感応された験だったのかも。

posted by うさくま at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 篠山歩き
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