2010年の大河ドラマ『龍馬伝』も今日の放送で最終回を迎えた。
むかしの大河ドラマは、12月中ごろまで放映していたように記憶しているが
最近は年末特番を放送するせいか最終回が早くなっているようだ。
さて、いまから143年前の慶応三年(1967)11月15日
坂本龍馬は何者かによって暗殺された。享年三十三歳、若い!
龍馬暗殺の犯人としては
1) 新撰組説
2) 京都見廻組説
3) 薩摩藩説
4) 紀州藩説
5) 土佐藩説
などの説がなされているが、いまに至るまで真犯人は特定されていない。
今回の『龍馬伝』をみていると、ドラマの早い段階から
薩摩藩黒幕説に立ったストーリー運びになっているように思われる。
かくいうクマも龍馬暗殺の黒幕(下手人)は、
薩摩藩であろうとする説がもっとも腑に落ちる! と思っている一人だ。
今回の「龍馬伝」は、これまでにない竜馬像をつくったものだけに
新しい解釈をもって幕を閉じるであろうと期待していた。
ところが最終回、通説通り見廻組が犯人であった。
先週の放送まで新味をだしまくっていたが、
意外とノーマルな最終回だったな〜、ともあれ龍馬に合掌。