毎週、日曜日の晩九時から放映されていたドラマ”仁”が終わった。
昨今、低調なテレビ界にあって、視聴率も好調だったとのこと。
物語はタイムスリップした主人公が
幕末の日本で苦闘するというもので、
ややもすれば絵空事になりがちな話を
リアリティに溢れた世界に作り上げていた。
村上もとか描くところの原作の面白さもあったのだろうが
大沢たかお演じる主人公をはじめ
内野 聖陽 の坂本竜馬
綾瀬 はるか の咲 などなど
出演者のひとり一人が素晴らしい演技で、
久しぶりに次回が待ち遠しい、上質のドラマであった。
最終回を前に放映された再放送もDVDに録画して見てしまった。
マンガのテーマでタイムスリップものは少なくないが
イージス艦が太平洋戦争真っ只中の時代にタイムスリップした
かわぐちかいじ氏描くモーニングの「ジパング」も面白かった。
戦後の新しいジパングを描くことなく
先月、終わってしまったのは残念であったが
マンガ史における傑作の一つであったことは疑いない。
ドラマ”仁”は終わったが、マンガはまだ続いている。
”仁”もマンガ史に残る傑作となるものだけに
物語がどのような最期を迎えるのかおおいに楽しみだ。
ところで、ドラマの最終回の最期に頭痛が主人公を襲ったが、
なにやら、 ”仁 -U” 制作への布石のようで、
続編が見られる日がくるのを待望している。 by kuma
2009年12月20日
ドラマ”仁”が終わった。
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こちらも『蟲師』とともに珍しく全巻買い揃えた作品でした。
角松は自分の父が子供の内に死んでしまったことを知った時点で自分の未来を理解したのでしょうか。
南の島に置いてきたサザンオールスターズのCDはどうなったのでしょう…
「JIN−仁」は音楽もとても良かったですね。
人生の交錯をあの音楽はドラマチックに演出していると思います。
続編が楽しみですね(^^)
同世代、同趣味のような気がして驚いています。
『ジパング』は、戦後の物語を期待していたのですが
かなわぬことになりました。
今週のモーングに草加を主人公にした外伝が掲載されていました。
ちょっと蛇足のように思ったのは、わたしだけ?
「JIN−仁」ドラマの続編と併せて
『蟲師』も再開が待ち遠しいマンガの一つです。
いや〜、日本のマンガは本当に素晴らしい文化ですね。