2009年10月22日

京都三大祭りの一、時代祭を見る。

葵祭、祇園祭と並ぶ京都三大祭りの一つ、時代祭を見てきた。
時代祭は明治二十八年(1895)に京都遷都1000年を記念して始まったもので
歴史も浅く祭りとして熟成していない感じがしていたことと
すでに見物しているウサが「大掛かりな仮装行列や」と言っていたこともあって
なんとなく「見たい!」というほどのものでもなかった。
しかし、行列の衣装群、とくに室町から戦国時代における甲冑は見たかった!
ということで、時代祭を見物してきた。
 
時代祭-列頭
 
時代祭は明治28年(1895)に平安遷都1100年を記念して、 平安京を創始した桓武天皇を御祭神として創建された平安神宮の秋祭りとういうべきものである。京都の誕生日というべき10月22日に、平安神宮創建を祝して京都市民をあげて始められた。

当初より京都が日本の首都として千年以上にわたって培ってきた伝統工芸技術の粋を動く歴史風俗絵巻として披露することを主眼とし、衣装・調度群はすべて厳密な時代考証をもとに作られているという。
 
時代祭-信長 時代祭-室町武将 時代祭-鳥居
信長上洛列の織田信長  室町時代の武将  疎水を渡る行列
 
行列は総勢2000余名、明治維新から平安時代へと遡る順番となっている。
お目当ての信長上洛列から、室町、南北朝の各時代の甲冑群は
武具の変遷もよく分かり、丹波から出かけてきた甲斐があった。
秀吉を先頭にした信長の上洛列は、鎧や幟、馬印は往時を再現したもので、
それぞれの武将が用いた家紋もシッカリと据えられていた。

時代祭-応天門 時代祭-吉野武者 時代祭-童女
応天門前の奴振り  南北朝時代の武者  鼓を持った童女

それぞれの衣装を見ていくと、日本独特の色合で染め上げられ、
捺された文様はのちに家紋となるものばかりだ。
 
時代祭-鳳賛
 
時代祭-童雑色 時代祭-童女2 時代祭-童舞楽
童女と雑色  鮮やかな衣装の童女  迦陵頻伽と胡蝶
 
時代祭の行列は京都御所を正午に出発し、14時30分ごろに平安神宮の応天門に到着するという長丁場なもので、そのすべてを見ようとすれば相当の根性と体力がいる。
しかし、京都市内を歩く行列は背景、陽射などでさまざまな表情を見せ、決して飽きることはない。そして、すべてをジックリ見終わると、知らず歴史の知識もついていることに気づかされる。時代祭は、学生時代に好きではなかったという人の多い日本史を楽しく学べる祭りでもある。

今回の時代祭の見物で、祇園祭、葵祭の京都三大祭を制覇することができた。
それぞれ、見れば見るほどに奥が深い祭ばかりだけに、
これからも折り合いをつけて見続けて行きたいと思っている! by kuma
posted by うさくま at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 祭り
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/33124391
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック