2009年04月12日

蹴上から大文字、東山へ

むかしからの親友であるH夫妻と、われらウサクマの四人、蹴上から如意ヶ嶽城址→大文字火床を経て法然院、哲学の道を東山まで歩いてきた。

東山-如意遠望
平安神宮鳥居前の橋上より、如意ヶ嶽城址方向を遠望

朝十時に蹴上駅に集合、まず日向大神宮の内宮、外宮、奥の院の天の岩戸を見ながら東山トレイルコースへ。桜は満開を過ぎて散り初めといったところ、天気は快晴、初夏を思わせる気候だが山道は爽快そのものであった。

東山-日向鳥居 東山-外宮 東山-岩戸
蹴上駅すぐ左手に日向大神宮の鳥居  外宮社殿へ  天岩戸から外界を見る

日向大神宮は京都最古の宮といわれ、第23代顕宗天皇(485〜487:古墳時代)の御代に筑紫日向の高千穂の峰の神蹟を移して創建されたと伝えられる。内宮と外宮を中心に多くの境内末社が祀られ、なかなか荘厳な雰囲気が充ちている。奥の院にある天岩戸はくぐり抜けると開運・厄除けのご利益があるが、心邪なるものは通ることが叶わないといわれる。心清らかな一行四人が、難なく通り抜けたことは言うまでもないだろう。

東山-トレイルに 東山-山ツツジ 東山-山科遠望
天の岩戸うらのトレイルコース分岐  山ツツジが見事に満開  モヤに霞む山科市街を遠望

東山-堀切道 東山-土橋道 東山-城址に
堀切のような道  土橋を思わせる  如意ヶ嶽城址東端下の四つ辻に到着
 
日向大神宮をあとに山上を目指す。トレイルコースは標識が要所に立てられ、道もよく踏み固められていて迷うことはない。おりからの晴天と桜・ツツジも満開、山登りには絶好の休日だけに、トレイルコースは老若男女の登山グループで一杯だ。
 
東山-城址東土橋 東山-城址東横堀 東山-東土塁木戸
如意ヶ嶽城址東尾根を穿つ三重堀切(左・中)  主郭東端と東曲輪群を隔つ土塁跡

東山-三角点 東山-北面横堀 東山-北面曲輪群
山頂の三角点(466m)  主郭北東部の山麓を取り巻く堀切  北面の曲輪群の切岸

三月のはじめ、鹿ケ谷から登るコースで如意ヶ嶽城址から中尾城址をめぐったが、のちに資料を見直すと如意ヶ嶽城址最大の見どころは城址東端に穿たれた三重の堀切と土塁であることを知った。今回は城址に着くや、まず三重の堀切と土塁を探索する。土塁も明確で堀切群の保存状態も良好、文字通り見事な遺構で、よくぞ残ったものだ!と大満足だ。時間を見るとちょうど昼時、昼食場所を探しがてら主郭へ。主郭一帯は弁当を広げた家族連れ、登山グループで満員状態だ。北面の曲輪群に格好の場所を発見、往時の武士たちの気分を味わいながら弁当タイムと洒落込む。で、今回のサプライズは「冷えた缶ビール」。保冷バッグにウサがためていた保冷剤を詰め込んで担いできたのだ。その美味さたるや、これまで飲んだビールのなかで最高!だった。食後は、Hくんと城址探索だ。土塁、堀切、曲輪などなど、その規模の大きさは、さすが、将軍の拠った城址だ!と改めて実感させられる。

東山-大文字火床 東山-大文字下山 東山-法然院山門
火床から京都市街を見る  細い階段道を大文字から下山  法然院山門に到着

城址をあとに尾根道を大文字火床へ下って行く。すれ違う火床方面からの登山客は、なにやら普段着のような格好だ。おそらく、銀閣寺を見物してのち、大文字山にも登ろう!といった気軽な思い立ちで登ってきたものだろうが、山はそんなに甘いもんではおまへんで!火床にいたオジサン(と言ってもクマよりは若い!)から頂戴した大文字の歴史に関するパンフレットを見ながら、オジサンの説明を拝聴する。何といっても、火床から見る京都市街の風景は一大パノラマで、今月末に京都から引っ越して行くウサクマにとって感慨無量のものであった。
火床からは大文字の左跳ねに沿って続く石段を直射日光に晒されながらトコトコと下っていく。降り立ったところの分岐は、右が銀閣寺、真っ直ぐが法然院へと続く道で、ウサクマ一行は法然院へと直進した。法然院には15時に到着、蹴上を出発してより五時間の山歩きであった。三年に満たない京都暮らしであったが、その最期において、忘れられない東山トレイルコース踏破とあいなった。 by kuma
posted by うさくま at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 山歩き
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/28417479
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック