2021年01月16日

大芋の歴史資料づくりに引き籠る

先日、古い知り合いの方から
珍しく電話をいただいた。
大芋で山城や家紋の話をしてもらえませんか
という歴史講座の依頼であった。

大芋は篠山盆地の北東部に位置する集落、
多紀郡では早い段階から開けたところで
中世は大芋庄という荘園があった。

大芋庄の本家は全国的にも唯一であろう神名の櫛岩窓神社、
全国唯一であろう豊林寺という寺号をもつ真言宗の寺もある。
戦国時代には、大芋を名字とする中世武家大芋氏が知られる。

大芋方面_地理院地図.jpg
まずは、大芋の山城や史跡をマーキングした地図を作成してみた

大芋氏は丹波守護細川氏に仕え、
「見聞諸家紋」に大芋氏の幕紋「雁に菊水」が収録され、
細川氏からもらった書状群も伝来している。
しかし、大芋という名字はほとんど見当たらない。

ところが、「雁に菊」紋は集落内の家々で用いられ、
その他、篠山には少数派の名字と家紋が多い。
それらの家は、大芋氏を盟主とした大芋衆の子孫と思われ
集落内の要所には山城も残っている。
大芋は、なかなかに興味深いところなのである。

あれやこれや、話したいことは山ほどあり、
依頼の一件は快諾させていただいた。
ということで、早速、資料をまとめだしたのだが
それはそれで思ったほど簡単なことではなかった。
しかし、こういう作業は楽しい、
結局、今日も一日、家の中に引き籠ってしまった。

posted by うさくま at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史講座
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