2020年08月26日

四国城旅、二日目

朝ごはんを食し、8時、道後館を出発した。

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路面電車、新しい車両である

松山自動車道をひたすら南下、宇和島北インターチェンジを下りると
宇和島城が前方に姿をあらわした。
宇和島城は伊達氏十万石の居城、初代の秀宗は伊達政宗の嫡男であったが、
秀吉の偏諱を受けたことから、二男の忠宗が仙台本家の家督を継承、
秀宗は遠く伊予に新たな封を受けたのだった。

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宇和島城の縄張は藤堂高虎の手になるものを秀宗が手を加え完成させたという。
車を停め、取り付いた北からの登り口は重臣桑折家のものが使われている。
そこから天守のある本丸まで寂び寂とした石段が続き、高石垣が前途を阻む。
樹木も生茂り、なかなかいい感じの古城である。
ところが、台風の影響であろう突然の雨が襲来、しばしの雨宿り。小降りになった頃合いを見て本丸に駆け上がった。ポツンと天守の立つ本丸からは 宇和島の海が一望、いい景観であった。
c118393810_3081944315237460_3601183266076944477_o.jpg 雨の宇和島城 
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伊達家の竪三つ引両紋
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眼下に海が広がる

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宇和島から松山道を北上、三十分ばかりで大洲城に到着、市民会館前の駐車場に車を停める。地図を見ると駐車場一帯はかつての堀跡が埋められたものであった。大洲城は藤堂高虎が築き、脇坂安治、加藤貞泰と受け継がれた近世城郭。

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雨上がりの照りつける陽射しを浴びて大洲城へと登っていくとニッポニア大洲があった。丹波篠山から始まったニッポニア、いまや全国展開である。ニッポニアからは大洲城天守と高石垣が正面、汗をかきかき登っていくと石垣や曲輪などがよく整備されている。

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大洲城下のニッポニアホテル 

天守は再建されたものらしく、先のニッポニア関連の企画で一泊百万円のキャッスルスティできるとか、殿様気分を味わえるとあったがビックリ価格であった。
gIMG_0910.JPG 大洲城
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石垣が素晴らしい

大洲から一路北上して1時間と少し、1430今治城に到着。今治城は藤堂高虎が築き、のちに久松松平家が城主となった。天守から櫓群まで、昭和55年から平成19年にかけて一切が再建されたもの。鉄筋コンクリート製とはいえ、天守があり櫓群が取り巻き、石垣、濠と融和した風景はやはり「城ッ!」と叫びたい風景だ。城一切の再建に尽力した今治市の勢いというか、本気ぶりには頭が下がることだ。ここまで、五つの近世城郭を巡ってきたが、藤堂高虎の手になる縄張の多さを実感、城名人と言われる高虎恐るべしであった。

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大手
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堀に映える今治城
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櫓なども再建されている

今治からはしまなみハイウェーを激走、瀬戸田PAで昼食を摂り土産物をゲット。

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最後の訪問地となる因島の水軍城資料館を目指した。閉館時間を過ぎていたが無事に入館。因島村上水軍を中心とした村上水軍の展示をジックリ見ることができた。

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水軍城への登り口にある金蓮寺は村上氏の菩提寺だったといい、境内墓地の一角に村上水軍の墓所が営まれている。しかし、各地にあったものを集めたらしく、どれが誰のものかは不明というのが残念であった。 

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詰めの城、青影城を見る
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金連寺をあとにしたところで時間を見ると五時過ぎ。四国遠征の城旅はここまでとして、関西方面への帰路についた。因島北インターチェンジ→山陽道福山西インターチェンジから神戸の三宮駅まで激走、Mさんに自宅まで送っていただき二泊三日の遠征は終わった。土を盛ったり、掘ったりした山城もいいけれど、石垣、天守、濠で防御された近世城郭もおもしろかった。


旅の思い出、補遺

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四国の城めぐり、ミーハー気分で御城印を購入した。 
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むかしながらのお土産包装にチョッとガッカリ。
posted by うさくま at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史探索
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