2019年11月10日

家紋フェスティバル に参加せんとて京へ

いよいよ家紋フェスティバルの当日となった。
早起きして、亀岡駅から京都駅、そして丸太町駅まで移動、
サクサクッと乗り継いで、時間を見れば8時半!

IMG_8194.JPG

a74396058_2378798838885348_2718706000491184128_o.jpg

会場入りには、ちと早過ぎるので御所を散策、天気もよし
御所内の木々の緑も気持ちいい。信長が義昭のために築いた
旧二条城跡の石垣、皇宮警察、建礼門までブラブラ歩き。

b75242143_2378913718873860_4358506951982710784_o.jpg

c74209768_2378914012207164_954573382232309760_o.jpg

幕末の大舞台となった蛤御門を出て、和気清麻呂を祀る護王神社に参拝、
神紋が対い四つ藤、境内には清麿を道案内したという猪があちこちに。

d75252992_2378914348873797_3194067195491516416_o.jpg

e75513553_2378914835540415_3406061425397858304_o.jpg

f75332717_2378915355540363_3822792004660625408_o.jpg

かくして、今日の舞台となる京都府庁旧本庁に向かった。ところが
正門は休日で閉ざされ、勝手口というべき東門から入った。

g75442921_2378915662206999_1992118622020960256_o.jpg

h74801640_2378916155540283_7146245450721394688_o.jpg

京都府庁旧本庁舎は重要文化財指定を受けた建造物だけに
重厚な造りで、家紋フェスが行われるに相応しいところだ。
建物をグルリと見学したのち、会場となる部屋に向かった。

i75402144_2237084553064261_87392070393659392_o.jpg

会場は二部屋を使用して、家紋画像や有職文様の展示、
ワークショップのコーナー、今日の目玉となる対談ステージが。
準備の真っ最中であり、出番もなさそうなので暫し待機したのち
再び会場に入り、高澤会長や沖さん、勇矢氏らと雑談、
そうこうしているうちに会場に設営も終わり、開場となった。

j76697460_2237085283064188_5048432940585844736_o.jpg

発起人である勇矢氏のオープントークでフェスはスタート!
そして夕方まで七つのトークショー、家紋バッヂ、友禅などのワークショップで家紋をエンジョイし、家紋相談のコーナーで我が家の家紋のについて由来や歴史を一緒に探る。

k75199772_2237085766397473_4890351399331692544_o.jpg

l73213322_2237086106397439_4517418220788908032_o.jpg

自分の担当は家紋相談コーナーの相談役であった。出足は好調!マスコミの取材も混じって、決して広くない会場は人の波。昨今、忘れられがちな家紋への興味はまだまだまんざらでもないような。

時間が経つのは早い、あっという間に夕方の5時30分、勇矢氏のクロージングトークで、ひとまず締めとなり家紋フェス一番のイベント、家紋シンポジウムの時間となった。会場となる旧議場に移動して、シンポジウムは始まった。
顔ぶれは、勇矢氏、高澤会長、染色補正師さん、僧侶さん、石職人さん、西陣織職人さん、紋章上絵師さん、そして家紋ワールドの八人。家紋と関わる職業を生業としておられる方々がほとんど、いささか緊張したことであった。
始まると、みなさん生業にからむ話を次々と語られ、それは家紋という日本の文化に特筆されるものを受け継ぎ、守り、伝えるという思いが伝わった。

m75247285_2685334348199862_8703112950254141440_o.jpg

シンポジウムは休憩を挟んで二時間の長丁場、聴衆は20余人、おおいに盛り上がったとは言い難いが、家紋フェスを開いた思いはよく示されたのではなかったか! 
質疑応答において、学生と思しき方から鋭い質問が出され、家紋はこれからどうなっていくのか?というもので、海外に広がっていく、デザイン性の高さが廃れることはないなど議論がなされた。
家紋の意匠というかデザインなどは、もっともっと広まっていくところはあるだろうが、家紋の歴史と背景に思いをいたすと、わたしに受け継がれてきた家を子々孫々に伝えるゆえに家紋というものが家紋たりうるのである。それを抜きにして、デザインがよいから、自分の好きなものを図案化するというのは、家紋といいがたいのではなかろうか。

IMG_8331.JPG

いま、墓や仏壇じまいが行われ冠婚葬祭のあり方も大きく変化している。何よりも家というものがあやうい状態にあるように見える現代の世相をみると、家紋の前途は明るいものではないような。実際、自家の紋を知らないという人が多数派である。そういうような今の時代だからこそ、今日の家紋フェスティバルが発した大きな意義があると確信した。

かくして、家紋フェスティバルは、終了した。聞けば、京都近在のみならず、遠くから来場された方も多かったらしい。家紋の有する歴史を知ろう、学ぼうなどと思っても場がないようだ。勇矢氏は今日のフェスを第1回として来年以降も続けているという。降りかえれば、まことに小さな会場ではあったが、主催者・協力者の皆さんたちの「家紋」に対する熱い思いが、大きな花に育っていくことを願いたい。

IMG_8257.JPG
日本家紋研究会のメンバーで祈念撮影

おわったあとは、打ち上げに誘われたが、今日の宿、明日のことを考えると、後ろ髪を引かれつつ京都から亀岡に移動した。
posted by うさくま at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 家紋
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186795908

この記事へのトラックバック