2019年10月20日

西京街道モニターツアーで福住、篠山城下町を歩く

一昨年度からスタートしたインバウンド企画
京都と篠山を結ぶ「西京街道モニターツアー」の裏方として出動
ツアーは今日で六回目、いよいよファイナルとなる。

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募集人員は20人で、園部発のバスで福住まで自力で来てもらい
そこからチャーターしたバスで福住始点で篠山城下町観光、
今日は兵庫丹波でも有数の黒岡春日神社の秋祭り、
また、丹波篠山の秋の味、黒枝豆も旬を迎えており
丹波篠山の観光にはバッチリの時期である。さて、
何人の応募者が?と蓋を開けると無残にもゼロ(キャンセル含まず)
ということで小学校・中学校の英語授業の補助に従事されている
ALTの方々5人の参加をえて、モニターツアーは実施された。

午前7時前、福住に参加者5人とスタッフが参集。
一同、チャーターしたバスに乗り込み西京街道ツアーファイナルはスタートした。
今日のスケジュールは、福住の町を車窓から見学、城下町に入って篠山城と大書院を見学、河原町までバス移動して河原町妻入商家群をウォーキングして王地山稲荷に参拝、商家群の一角にある鳳凰会館で昼食。昼からは、町をブラリ歩きしながらほろ酔い城下蔵で日本酒のお勉強、春日神社の祭礼をウォッチ、屋台の出ている春日神社に参拝、ぶらりブラリと篠山城に戻って福住に移動。篠山の秋の味である黒枝豆を収穫、そのまま湯がいて黒枝豆を食す。最後は福住の住吉神社で日本の神さんの歴史と参拝作法を勉強、社務所で先の黒枝豆を食しながらアンケートを書いてもらうというものである。

スタートが予定より早かったこともあって、予定になかった波々伯部神社に寄り道、朝の空気に包まれた神社で今日のイベントの成功を祈ったことだった。

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篠山城では石垣を見ながら、大書院に入館。篠山城の歴史をビデオで鑑賞、大書院の見学では時本さん作の甲冑がやはり人気の的だった。

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河原町の商家群を通り抜けて王地山稲荷の石段にズラリ立ち並んだ赤鳥居を潜りぬけ稲荷さんに参拝。王地山稲にの歴史を勉強、ここで人気だったのは「御神籤」と石段登り口でノテッと寝転んでいた猫だったかも。とはいえ、参加者の方方は日本の学校に勤めていらっしゃることもあって、和風スピリチュアルには興味を持っているようで、意外に詳しいことに驚かされた。

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昼ごはんは、篠山の秋祭りには定番の料理「鯖寿司」を食した。食後はフリータイムになることもあって、篠山で暮らす参加者の皆さんの篠山における観光への課題をフリートークしてもらった。それを受けて、教委が開発されたという町歩きアプリの解説、使い勝手への意見をもらった。アプリはよしとして、それが使えるインフラとなるWiFi環境の整備が急務であることが浮き彫りされたことだった。

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鳳凰会館を出たのちはフリータイムの予定だったが、参加者も少人数、みなさんALTの仲間ということもあって、スタッフと一緒になって祭りで賑わう城下町をウォーキングした。道々、ほろ酔い城下蔵に入って日本酒の作りかたを勉強、ショップで日本酒の試飲を楽しむ。外に出ると、ちょうど祭礼の行列が通過するところで日本の秋祭りを体感してもらった。

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城下蔵前の歴史美術館で小休止、青山通りを大書院までぶらりウォーキング、秋祭りの主体である春日神社に参拝し、青山通りに並ぶお店をぶらぶらとウォッチング&ショッピング、ノンビリ歩くのは結構応えるが参加者の皆さんは篠山城下町を楽しんでいるように見えた。思えば、これまでのツアーは盛りだくさんに過ぎて、参加者の皆さんは忙しなかったのではなかったのでは?などと思われた。

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篠山城の駐車場でバスに乗りこみ、ふたたび福住に移動。
小川が流れ、赤い柿の実が実り、山はのどかな夕もやに包まれつつある福住の田園の一角、黒枝豆畑で収穫体験。収穫した黒枝豆を湯がく大鍋もよく煮立っている。六十年近くのむかし、みずからが生い育った村では失われてしまった景色がそこにあった。

あらかじめ準備していただいていた黒枝豆畑で、参加者一人ひとりが収穫体験。まったくの無農薬とのことで驚く一同に、木酢液を噴霧し、赤いバジルを周囲に植えると虫害はなく、肥料には鶏糞をつかっていると解説された。程よく湯がきあがった黒枝豆をほうばる「美味しい」の声があがった。

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今日、最後の訪問地は福住の住吉神社。畑尾宮司から日本の神様の歴史を学び、拝殿で神社参拝作法のレクチャを受け、ひとりひとり住吉さんに参拝したことだった。そして、社務所に移動、重森三玲の庭を鑑賞、今日一日の旅に係るあれやこれやのアンケート記入に協力いただいた。旅の最後は、畑で湯がいた黒枝豆を肴に鳳鳴酒造の日本酒を味わっていただいた。お酒が入ると、にわかに場が和み、今日の疲れが癒されたように見えた。

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かくして、西京街道モニターツアーのファイナル企画は無事終わった。六回のツアー実施において多くの課題がみえたような。とくに、回を重ねるごとに参加者が減っていったような。

DSC_0476.jpg 福住のバス停時刻表

とくに、今日の一般応募者がゼロの原因は、ツアーに参加するための園部発のバスが早きに過ぎ、それに乗ろうとすれば京都を朝の暗いうちに出発するということになる。よほど、西京街道というコンテンツに魅力がなければ、インバウンド観光客は呼べないということだろう。何よりも、京都から丹波篠山に来る交通手段が脆弱に過ぎる、このツアーではそこが最大の課題であったが、結局、解決されないままの本番、応募者がゼロだったのは当然の結果というしかない。
とはいえ、今日の参加者は篠山在住ということもあっただろうが、十二分に楽しまれたようにみえた。交通の便と外国語対応、Wi-Fi 環境の整備などができれば、それなりの成果は得られるようには思えるが、行政と民間がタッグを組んで課題を解決できるかどうか?が一番の課題といえそうだ。

posted by うさくま at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 街歩き
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