2019年06月19日

近所の史跡をめぐり「鴨川の郷」で歴史講座を聞く

今日は年休。
というのは、北播磨城研会長の藤原会長の歴史講座が
「やしろ鴨川の郷」で行われていると聞き、
問い合わせると「市川流域の山城−永良氏の山城」とのこと。
「これは行かねば、なるまい!」と休みをとったのだった。

休みをとったとはいえ講座は午後から、朝ボーっと過ごすのも
いかがなものかと思い立ち、近くの山城、墓地をめぐってみた。
先日、オフ会に予定していた味間地区に残る、南城、北城
平井山城をめぐりつつ、大沢の杉本株の墓地、
南城登り口に設けられている村墓地を訪ねた。

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杉本家の「丸に杉文字」紋

南城の城主は平野造酒と伝承され、登り口の墓地にも平野家の墓石があり「弓」の字紋という珍しい家紋。ひょっとして、城主の子孫かと思われたが不詳。さて、以前にあった山道の入口は藪に覆われ、踏み込むのを躊躇う状態。別のルートを探したが、登るとなればと直登となりそうだ。

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登山口は藪で覆われている!
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平野家の「弓文字」紋

つぎの北城は赤い屋根の御堂が目印となる。御堂から登り口までは雑草が生い茂り、チョッと腰が引けたが思い切って踏み込むとむかしながらの堀切道は健在だった。城址への道はないが、南城に比べれば藪化は進んでおらず、斜面の直登にはなるが簡単に登れそうではあった。

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オレンジの屋根が特徴的なお堂の右手山上に城址が残る
64449911_2118736361558265_3787376224028852224_n.jpg 古い五輪塔群

三つ目の平井山城も道なき斜面を登ったところだ。
さて、どこから取り付こうかとウロウロしていると、山麓の住宅からお爺さんが声をかけてこられた。立ち話で城址のことを尋ねると、むかしは道があったが今はないとのこと。いずこも同じで、山仕事がされなくなって以後、山は荒れ、道もなくなり、山城へのルートも失われてしまった。
とはいえ、お爺さんいわく道はないとはいえ、斜面をたどれば城址には登りつけるとのことだった。いずれにしろ、この平井山城も道なき尾根筋斜面を直登することになりそうだ。

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平井山城を見る
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教えてもらった登り口、文字通りの竹薮!

好天のなか、近場を歩き回っただけで汗だらけ、シャワーを浴びてさっぱりしてから、「やしろ鴨川の郷」へと出かけていった。ところが、自宅から鴨川の郷まで意外に近いのである。せっかくなので、道端にある墓地にお邪魔して墓地紋をウォッチ、変わった紋はなかったが大畑さん、小藪さんが多い地域であることが分かった。

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上鴨川の村墓地、8割が鷹羽違い、そして違い矢羽。鷹羽と矢違いは綯交ぜ状態であることを改めて実感!

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さて、今日のメーンエベントである歴史講座。寄り道している間に開講ぎりぎりの13時半、最後の受付であった。一年ぶり以上に会う会長は相変わらずの元気ぶり、聞けば、はりま田園空間ナンチャラの代表理事を務められているそうな。やはり、多忙は人を元気にするという好例の実サンプルといえそうな。
会場には城歴友のS氏、その友人のMさんらもいらっしゃっていたが、総勢10人ちょいとい少人数。山城がブームとはいえ、ローカルネタはやはり人気がないようだ。

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今日のお題となった永良氏、その山城である谷城と鶴居城、ひと時永良氏の歴史・家紋を調べ、二つの山城にも何度か登った。永良氏の歴史は漠としたものだったが、山城そのものはおもしろい構造であった。会長の話は、永良氏の家系を諸史料からあぶりだされ、幕府との関係、戦国期に置ける動向などを縦横に語られた。が、なかなか話の内容に理解がおよばず、正直、難しかったというのが実感だった。でも、もらった資料は播磨の歴史調査、山城歩きに、おおいに役立たせてもらおう。

講座がおわったあと、会長と久闊を叙し、S氏・Mさんらと立ち話。歴史にかかる話を一時間近くウダウダと費やし、これで酒が入ると夜中まで話は尽きなかっただろうと笑いあって解散した。

65033901_2119153888183179_3500796760291278848_n.jpg 古い墓石群

帰り道、墓地を発見、胃邪魔すると、以前に訪問した墓地だった。せっかくなので、改めて家紋をウォッチする。やや荒れ気味の墓地には、光明さん、池見さん、常見さんら、この地域らしい名字の墓石が林立している。先の墓地といい、おお!という家紋はなかったが、その地域らしい名字に出会えたのは収穫であった(と、思いたい)。

posted by うさくま at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史探索
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