2019年04月13日

五月の山城ウォーキングの下見で八上城に登る

午前中、八上城の北山麓に残る前田主膳時代のものであろう
曲輪群跡を経めぐり、寺跡、墓地などをうろついた。
同行諸氏と解散したあと、単独でブラ〜っと八上城へ登った。
五月に行われる「八上城登山 駅からハイキング」の下見を
しておこうと昼食抜きで登ったことだった。

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前田主膳屋敷跡から鴻の巣まで、古墳を確認し、そこから
山麓に続く山道を下り、前田主膳屋敷への本来の大手道を
登り返すなど、行ったり来たりしたのち鴻の巣へひた登った。 

鴻の巣から下の茶屋丸、おりからコバノミツバツツジが満開
茶屋の丸から遠く金山、多紀連山を望み、篠山城の石垣を見る。
天気は快晴、いい感じの山歩きを楽しむ。

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篠山盆地を望む
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下の茶屋丸から中腹の曲輪、そして右衛門丸へと登りつく。
右衛門丸の西に構えらえた曲輪群に寄り道すると、台風の被害で 折り重なって進路を塞いでいた竹が取り除かれていた。 地味に手入れがされているようで、せっかくなので邪魔になる木の枝を伐採するなど、これも地味ながら整備させていただいた。

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主郭部西曲輪切岸の石積
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右衛門丸、西の曲輪を見る
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岡田丸から本丸を見る

主郭部も下草が刈られ、伐採された木々の間から、八上城波多野氏を盟主として明智勢を迎え撃った多紀郡の中世武士たちの城跡群を遠望。本丸に咲く満開の桜を愛でながら一休み。

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東方、波々伯部神社方面を見る
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本丸、東切岸の石垣跡
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今日の下山ルートは、ウォーキングと同様に野々垣口を目指す。
まずは、光秀の母を処刑したという磔の松まで下り、そこから、野々垣口分岐まで登り返し、堀切を経て朝路池まで下る。朝路池のある水の手曲輪は、いまは円形に石積を組んだ井戸状の水場となっているが、おそらく、沢の水を集めるために堰堤が築かれていたのではないか。すなわち、朝路池のある曲輪の東端部を形成する切岸がそれであり、自然の地形とは考えにくいのである。

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伝蔵屋敷跡と土塁
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朝路池と南の堀切

おそらく、落城後に水場としての機能を終え、時間の経過とともに埋まっていったのだろう。いま残る井戸状の水溜りに、伝説ではあるが朝路姫が入水自殺したとしたら哀れと言うよりも死に切れなかったのではないか?

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朝路池のある水の手曲輪の切岸(堰堤か?)
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野々垣口の道、道が石垣で補強されているのは?

あれやこれやと考えながら、朝路池のある曲輪をあとにして野々垣へと下っていく山道をひた歩いた。
このコースは地元の人たちが定期的に整備され、城跡登山会も催されている。一説には大手道であったともいわれるが、城下町との関係を考えるとうなづけない。また、朝路池を南北に挟むように伸びる尾根筋には曲輪が構えらえているが、そこを過ぎれば城に関わる遺構のない大味な山道である。ただ、春日神社口とは違って谷川に沿っていることもあって水のせせらぎや小さな滝などがあり、それはそれで楽しめたことだった。さらに、所々が石垣で補強され、大手道であったという伝承は、そこらへんから生れたものかも知れない。下っていくと、三椏の群落が あらわれ、その先のため池を過ぎると野々垣コースの入口であった。

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ミツマタの花
n56842851_2677900435613790_8064535567712387072_n.jpg 弓月神社口の石標

ウォーキング当日は、野々垣公民館まで歩くことになるが
今日は城址の東北山麓に鎮座する弓月神社まで歩きとおした。
12時20分に登りスタート、弓月神社前に15時8分に到着、
約2時間48分の山歩きとなった。本番は上り下り約4時間の予定
おりおりの城や歴史のガイドで時間調整が求められそうだ。 
posted by うさくま at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 篠山の山城
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