2018年12月09日

波々伯部氏の家紋探索

先週、再訪した墓所で確認、心に引っかかっていた「舞鶴」紋の波部家。
その由緒に関して、 丹波の祇園さんの神職 T さん に問合せると
北嶋集落の波部家の墓所といい、本家波部家の墓所ではない
別途、確認してみます。と嬉しい回答をいただき
その後、波部本家の墓所を確認したと連絡をいただいた。

ということで、今日、神職 T さんのお手をわずらわせて、
波部本家の墓所を案内いただいた。中世武家の系譜を引き
江戸時代は大庄屋として名を馳せた波部本家の墓所であれば
五輪塔や宝篋印塔が立ち並ぶ様子を想像していた。

48080121_1698461316926590_2748923861377482752_n.jpg

ところが、訪ねた墓所は篠山川のそばに営まれた、まことに質素な
佇まいのもので、いささか拍子抜けしたことだった。ズラリと
並ぶ小さな墓石には戒名が彫られるばかりで家紋はなかった。

その後、波々伯部神社に戻って、神社に伝来する
波部本家の当主が祭礼に着用したという古い衣装が保管される
行李に描かれた家紋を拝見させていただいた。

47680292_1698462640259791_4563728525269401600_n.jpg

さらに、波々伯部氏の調査資料、神域に生える柚子の実まで
頂戴した。いつもいつも、まことにありがたいことであった。

48018198_1698463436926378_2566935789124452352_n.jpg

帰路、八上城西麓に存在する松谷寺の境内墓地と
本堂の背後に営まれる墓所にお邪魔した。
目的は、殿町(奥谷)に波々伯部さんの墓石に彫られた家紋。
14基あった墓石には横木瓜を多数派に下り藤、三つ柏、
木瓜と思われる角字などなどが彫られていた。波々伯部氏の
直系とされる波部氏の家紋と共通性のないところは何故?。

48374388_1698462886926433_3942749960201568256_n.jpg

48228840_1698463056926416_6883676907162828800_n.jpg

48270844_1698463266926395_1127441344835354624_n.jpg

神職のTさんのお話によれば、波々伯部氏の場合、
波部と名乗った波々伯部神社氏子の家々、奥谷をはじめ
篠山市内に散在される波々伯部さんとは、元をたどれば
同族関係らしい。家紋を見る限り、近代から近世の歴史のなかで
さまざまな変化があったのか、もしくは、そもそも
異姓同名であったものか、名字と家紋の謎は実に深いのである。

47440259_1698463636926358_2386171434658430976_n.jpg

さて、今日の篠山は、天気予報で言っていた如くに寒かった。
奥谷から見た多紀連山も雪が舞っていたような。
丹波も、いよいよ冬本番だ。
posted by うさくま at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 家紋
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185180426

この記事へのトラックバック