昨日の黒井城登山でバテ気味の身体に鞭打って
今日は大沢八幡神社から禄庄城、大沢城経由で松尾山まで歩いた。
今月末、相方が登山訓練を兼ねて友人と白髪岳に登るらしく
そのルートチェックと新たに購入した登山靴慣らしをしたいとの
希望をいれて出かけたわけだが、今日も暑かった〜!
大沢ロマンの森のカンバン前に車を停め、まず禄庄城まで
ひたすら登る。禄庄城は相変わらず眺望はない。今日は山城が
メーンではないので足早に大沢城へと続く山道を急ぐ。
禄庄城跡主郭切岸と腰曲輪
滑りやすい上に松の枝が邪魔をする急斜面を喘ぎながら尾根筋へ
のっけの激登りは思っていた以上にキツイ。尾根に上ると
ほどなく大沢城跡だが、来るたびに遺構は荒れているような。
大沢城東切岸
大沢城帯曲輪
大沢城を過ぎたところで前方が広がった。兼ねてより
大沢城近くまで林道工事が行われていると聞いていたが
その林道が目の前にあらわれた光景には驚かされた。
林道ができていた (°▽°)
バッサリ木々が伐採されていた
文字通り、山の斜面を覆っていた木々はバッサリと切られ
篠山盆地が一望となっていたが、これでは先の台風のごとく
斜面の崩落をよび、自然災害を引き起こしてしまうのではないか。
いまはきれいな林道も近くない将来には法面や道端の崩れで
えらいことになってしまうのだろう。ムダな工事といえば
地元の皆さんに叱られるが、正直、残念な気分にさせられた。
音羽山の三等三角点
新林道の到達点からは、三等三角点のある音羽山まで
ずーっと登りが続く。今日のルートで一番の難所であった。
音羽山から肩越の辻までで小休止をとりなが歩くこと一時間
石仏が出迎えてくれたら、その向うにある肩越の辻に到着である。
大沢八幡をスターとしてここまで、休み休みしながら三時間の行程だった。
肩越の辻に到着
目論んだ白髪岳までの歩きは無理としても松尾山まで行くか?と悩んだが、汗みずくの疲労困憊なうえに用意したお茶も心もとない。
せめて高仙寺山城までとも思ったが、無理をすることもなかろうと
今日の登山訓練を兼ねた山歩きはここまでにして下山に決定。
肩越の辻で大休止をとったのち登ってきた道を
折り返すかたちで下山をスタート。少し歩いたところで
「篠山口駅まで55分」のカンバン、どのような猛者向けに
立てられたものだろう? 下りも無理はすまいと決めて
音羽山三角点、火とぼし山を経て、大沢城へと下っていった。
見晴らしはよくなったが、斜面の崩落が心配
禄庄城へのくだりから篠山盆地を見る
登りほどではないが、このところの日照りで斜面が滑りやすい。
伐採地で篠山盆地を見ながら一休み、そこから大沢城、
松の枝が前途を遮る激斜面を下り禄庄城まで、そこで
最後のお茶を飲んだあとは一気に 登り口の大沢八幡神社へ。
肩越の辻から登り口まで二時間の行程、カンバンに書かれていた
「篠山口まで55分」は達成するべくもなかった。
大沢八幡神社に帰着
●今日のタイムレコード
コンビニで飲み物とアイスをゲットして人心地つき、
わが家に帰って体重を量ると四sの減であった。
山歩きのダイエット効果といえばそれまでだが、
呑んで食って一眠りしたら、元の木阿弥になるのであろうな。