2018年07月21日

黒井城跡、未踏の龍ヶ鼻砦、百間馬場を踏破

今朝のニュースでは岐阜で40度を越えたという、文字通り、
死者もでる酷暑が続いている。その暑さにめげず、先週の三連休は
丹波八木城、つづいて丹波黒井城へと登って討死しそうになった。
黒井城登山では西ノ丸から北に伸びた尾根先にある
龍ヶ鼻砦と百間馬場の踏破を目論んだのだが、
あまりの殺人的暑さに身の危険を感じ、中止したのだった。

●黒井城外略マップ
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さて、今日、早起きして改めて黒井城攻めに出陣した。
氷上で道を誤り、三十分ばかりのロスタイムを出したが
七時四十五分に登山スタート、山中は暑すぎもせず
先日とは違って山上の曲輪群までサクサクッと登っていけた。

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足踏の段が見えた
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見る時間で表情が変わる石垣

今日の黒井城跡も相変わらぬカンカン照りだったが
台風の影響であろう風も吹いてしのぎやすかったような

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黒い翳になった山が千丈寺砦
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今日の目的地、龍ケ鼻砦と百間馬場を見る。その向こうの山は小富士山城跡。

本丸で小休止したのち西の丸へ移動、千丈寺砦へと続く尾根を激下り
以前には生い茂っていた木々が伐採され、とにかく暑い!
大岩をまいて西の丸の東端切岸を激登り、足元がすべって油断できない。

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西の丸東端切岸

龍ヶ鼻砦に至る尾根筋道への分岐と取っ付きを確認したのち、
久しぶりに訪れた西ノ丸曲輪群を探索復、雑木が茂ってはいるが
土塁、堀切、削平地などなどの遺構は変わらぬ状態にあった。

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西の丸の土塁跡
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堀切、岩を削り残した土橋(石橋?)
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西の丸、西端の切岸

さて、西ノ丸を歩き回ったところで小休止をとり、
龍ヶ鼻砦に向かって尾根筋道へと下った。誰も通る人はいないのだろう
蜘蛛の巣、倒木、生い茂る木々の枝が何ともうっとうしい限り
くわえて、尾根筋からの眺望なまったっくない、ひたすら前進であった。

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西の丸から龍ケ鼻砦に伸びる尾根筋へ
d-37766482_1661715207260385_251150390182019072_n.jpg 下から見ると高い!

アップダウンを繰り返して到着した龍ヶ鼻砦は自然地形に
雑木が茂った、何処にでもある荒れ気味の山に過ぎない。

e-37759081_1661715593927013_7494024551999733760_n.jpg 尾根筋を行く
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龍ヶ鼻砦に到着
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雑木のなかの曲輪切岸を確認

ともあれ、一帯を歩き回ってみると、微妙な段差を発見
北尾根側に対する土塁と切岸が確認できた。本丸、西ノ丸などと比べると
城としての遺構は大味なものだが、押えるべき場所に築かれている。

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曲輪から尾根筋を見下ろす
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百間馬場は踏み込むのを躊躇う雑木の薮

つづく百間馬場は龍ヶ鼻砦の北東尾根にあり、黒井城報告書などに
よれば相当な広さの曲輪である。たしかに広い平坦地ではあるが
生い茂る雑木に覆われた自然地形であり、探索は諦めたことだった。
期待していた城址としての結構、遺構はなかったが
かねてより心にひっかかっていた龍ヶ鼻砦と百間馬場の踏破はなった。

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西ノ丸の切岸

ばて気味の身体を叱咤してふたたび尾根を西ノ丸に戻り
そこから激斜面を登って本丸に帰還、陽は天空にありカンカン照り状態。
すでに六時間近くの山歩きで汗みずくの身体はクタクタ、
あとは下りだけと気力を振り絞って登山口までひた降りていったのだった。

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本丸東端部の腰巻石塁
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無事、登り口まで下山

今日の龍ヶ鼻砦と百間馬場を攻略したことで黒井城跡の曲輪群は、ほぼほぼ踏破することができた。なんとなく達成感を抱きつつ下っていた途次、黒井城登山六千回以上というお年寄りとばったり!以前、丹波新聞に紹介されていた方で、六十歳を越えてから黒井城登山を日課にされているとのこと。
未だ十回程度の登山に過ぎない我が身では偉そうなことはいえないが、今日の黒井城攻めは達成感があった。
posted by うさくま at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 丹波の山城
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