2018年02月01日

篠山市立歴史美術館に出色の屏風あり

篠山市立歴史美術館の「東海道・中仙道・甲州街道図屏風 」、
時代考証は措くとして当該街道に構えられた
江戸時代の城郭がバッチリ描かれているのである。
城郭ファンの方に是非見ていただきたい屏風だ。

さて、会同図屏風は六曲二双の長大なもので、
江戸から大津までの宿場町の様子、
佐和山城(!)をはじめとしたお城及び名所等が描かれている。
とくに、関が原の合戦布陣図が赤丸・黒丸で描かれ、
戦国ファンなら、いっそう興味がひかれるものとなっている。

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この屏風の成立は、江戸時代末期といわれている。
しかし、宿場にある「本陣」が「御殿」と記されている。
「御殿」との呼び方は1670年までとされていることから
この屏風はそれ以前に描かれた可能性が高いようだ。
佐和山城、関が原の陣図が描かれていることも
江戸時代はじめに成ったことを物語っているように思われる。

屏風の由来は、篠山藩主・青山家の殿さんが
功のあった人物に下賜したものを
その子孫にあたる家より歴史美術館に寄贈されたと伝えられている。
城好きなら一日中見ても飽きない、素晴らしい屏風だ。
(写真は許可を得て撮影したものです)
posted by うさくま at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 篠山歩き
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