2016年10月01日

旧丹波国氷上郡船木庄で家紋ウォッチ

2016.092310.01


旧丹波国氷上郡の船木荘域の家紋。特長としては「二つ引き両」「五本骨扇」紋が多いのは、井原庄・栗作庄から沼貫庄が久下氏の影響であろう「鷹羽」紋がダントツに多数派だったのと同様、氷上郡中から北部に勢力を有した荻野・足立氏の影響によるものであろう。
この地域らしい名字としては荻野・足立はおくとして、「竹知(桔梗)」「河津(庵木瓜)」「瀧本(桔梗)」「岸部(九曜)」が挙げられそうだ。戦国時代、船木荘一帯を所領とした「赤井」を名乗る家が意外と少なかったのは、赤井氏の歴史背景を考えさせる何かがありそうに思われたのは考え過ぎか。
ここも家紋の意匠は変わったものが少ないなかで、「平岩」家の「丸に弓」、原家の「枝柏」、久下家の「一番の角字」、井上家の「小文字」が目を引いた。また、黒井城を攻めた明智の家紋「桔梗」が妙に多かったのも印象的だった、かも。そして、巴紋・菱紋・亀甲紋・藤紋など他地域で見かける家紋が極めて少数派だったのもこの荘域の特徴といえそうだ。

井上家の「小文字」紋、古い墓石のなかには「矢車」紋も

意外と多い近藤さんは挙って「抱き鹿角」紋

丹波の川勝さんは氷上郡でも「立ち葵」紋

赤井家ゆかりの宝篋印塔、ゆかりを調べたいのだが・・・

posted by うさくま at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 家紋
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