2017年09月27日

篠山に残る土豪館「土居の内」を訪問

多紀郡(現篠山市)の戦国時代、八上城主・波多野秀治に属し、八百里城で明智勢を迎え撃った畑一族が知られる。畑氏の存在は前から気にかかっていて、折々に畑家の歴史を調べ、ホームページなどで紹介してきた。いまも、篠山に畑姓は少なくなく、八百里城主の後裔という畑家も続いている。

今日、訪ねた畑家もその一家で、住まいは土塁と堀に囲まれ「土居ノ内」 あるいは「大渕館」と称されて中世の武家屋形の景色をよく残している。貴重な文化財として、県の文化財指定も受けている。

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お宅からは八上城跡が真っ正面に見える

現職場のイベント企画で実施する「篠山を旅する、旅ブロガー大募集」の一つとして、「篠山の山城をめぐるツアー」で波多野氏が拠った八上城跡・奥谷城跡、そして土居の内を旅していただくことになった。外からの見学でも十分に見応えがあるところだが、できれば土塁の内、伝来している武具やなどを見せていただけると旅ブロガーさんへの目玉となることは必定。個人的にも見てみたい。

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畑さん宅(大渕屋形)を遠望、左手後方の山に詰めの城という八百里城跡が遺る。
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土塁、堀がよく遺っている。
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主屋はのちの移築によるものという

ということで、畑さんのお宅へお願いに行こうということになり、早速、お邪魔してきた。土居の内にはこれまで四季折々に何度も訪問したが、土塁の内に入るのははじめてのこと。むかし、市役所に勤めておられたという当主さんは、きさくな方であつかましい依頼にも快諾をいただき、期待していた武具類も見せていだいた。さらに、畑家の歴史もあれこれうかがい、イベントの目玉は確保できた。 

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空穂、矢とともに戦国期のものだそう
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十字の鍔、武具というよりキリシタンの遺物と思われたが

旅ブロガー企画は十二月はじめの実施で、引き続いて来年の二月ごろに山名氏城跡保存会の丹波オフが予定されている。山名会でもメンバーの方より「土居の内」を見たいとの希望があり、あまりあつかましいことはできないが、今日の訪問は実り多いものとなった。

posted by うさくま at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史探索
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