2015年03月08日

「篠山子ども狂言」無事終了

いまや恒例となった篠山子ども狂言「早春発表会」
今年も磯宮八幡神社で開催されました。

早いもので、子ども狂言の裏方を担当してから四年、
孫の成長をみているようで心楽しい仕事である。

KC3Z1341.jpg

磯宮八幡神社は足利尊氏にゆかりの古社で
境内には尊氏伝説を秘めた天然記念物の「裸ガヤ」があり
神仏混淆時代の名残をとどめた重文指定を受けた仏像も伝来している。

狂言の舞台となる舞堂は江戸時代の寛永年間に建てられたもので
寂び寂びとしたいいたたずまいを見せている。
子ども狂言を演じるには格好のところだ。

さて、昨日、雨の中を舞堂に橋掛を取り付け、今日の本番を待った。
一番心配していのは雨と寒さであったが
朝起きると曇り空ら、予報では「曇りのち晴れ」
まずまずの天候で本番当日を迎えることができた。

k_DSC_0365.jpg
たくさんの方が、子どもたちの演技を見に来られた

今年の早春発表会の番組は十七人の子どもたちが
狂言が以呂波・舟船・呼声・舎弟・口真似・附子の六番
加えて、小謡 盃、小舞 泰山府君 を熱演した。その後、
子ども狂言指導者で大蔵流狂言師の山口耕道さん、
大蔵流茂山忠三郎家当主茂山良暢氏、大蔵流狂言師新島健人氏の三人が
番外狂言「太刀奪」を演じられたのだった。

k_DSC_0393.jpg
子どもたちによる狂言「附子」

k_DSC_0413.jpg
大蔵流狂言師の皆さんによる狂言「太刀奪」

子どもたちのハラハラドキドキする初々しい狂言、
クロウト狂言師の方々による安定感に溢れた狂言、
磯宮八幡神社の境内に参集いただいたみなさんには
心から狂言を堪能されたのではなかろうか。

かくして、今年度も篠山子ども狂言を無事終えることができた。
あとは文化庁へ提出する報告書作成が残っているが
しばらくは今日の余韻にひたっておこうと、思っている。
posted by うさくま at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/115059886

この記事へのトラックバック