昨年より五月五日にフィックスされた「多紀連山山開き」
ルーチンとなった栗柄コースからの登山ガイドで出役。
いつもは十数人という少人数での登山だが
今年はありがたいことに30人近い大人数となった。
山登りの注意事項、主催者の挨拶などのセレモニーと
山歩きの会の方による準備体操で身体をほぐしてのち、0915栗柄の公園をスタート。
まずは、修験道に係る伝承をもつ愛染窟までひた登り、小休止。
愛染窟からは滑りそうな山道をゆっくりゆっくり、途中にビューポイントで
疲れを癒しながら登っていく。どうしてもバラついてしまう参加者を
ポイントポイントで待ちながら、西の覗きを経て御嶽と西ケ嶽の
分岐点となる尾根に登り着いた。あっぷあっぷの登りであったが
ツツジやシャクナゲの花、若葉が匂い立つ木々の緑など、いい感じだ。
愛染窟で小休止
ビューポイントから春日町方面を見る
鼓峠を見る
尾根に登ると、一気に視界が広がる。
右手に篠山盆地、左手に西紀から本郷に抜ける谷を見ながら
御嶽までの尾根歩きを堪能、天気も好し、いい山歩きであった。
分岐に到着
ツツジが鮮やか
吹く風もサワヤカ
予定の時間を大幅に超えたが、全員、無事に御嶽を踏破。
ここで火打岩コースを登ってきたグループと合流。
御嶽山頂に到着
昨年までなら御嶽山頂で弁当を使い、大タワまで下山したところで
一年の無事を祈る護摩焚きが行われるところだが、今年は中止とのこと。
理由は様々にあるのだろうが、一度、止めると再開するのは難しいのではないか。
色々な意味で残念なことというしかない。
御嶽山頂で弁当を使ってのち、1230西ケ嶽経由での下山をスタート。
案内役は、DSG山ガイドの先輩M氏。
分岐を越えると若葉の尾根を歩く
振り返ると、さっき踏破した御嶽
岩場を登る、修験の山だ
尾根筋をアップダウンしながら1340西ケ嶽に到着。
山頂付近には石楠花、つつじなどの花々が見ごろ
360度の展望は望めないが、下界ウォッチを楽しむ。
みんなで記念撮影をしてのち1354栗柄へ下山開始。
山頂で記念撮影
いい感じの斜面を奥だって行く。
ひたすら下っていくこと一時間余、
1508栗柄集落に無事下山。そこから集合場所・運動公園まで最後の一踏ん張り
運動公園に帰着したのは1530、約六時間の山歩きを楽しんだ。
参加者にけがもなく、今日のガイドミッションを無事に終了できた。