2009年11月29日

原寸大!鉄人28号を見る。

セミナーを受講するため、神戸に出かけてきた。
三田から有馬温泉を経て新開地まで約二時間、久しぶりの都会である。
メーンの目的はセミナー受講だが、せっかくの神戸である、
元町、三宮をブラ〜リするとともに、長田まで足を伸ばして鉄人28号を見てきた。

鉄人-駅構内

長田といえば、阪神淡路大震災で壊滅的な被害を受けたところだ。
かつて二十代のころ、アルバイトで何度か
長田方面に行ったことがあり、地震のときのニュースで
自分の知っている場所が煙に覆われている光景にショックを受けたことが思い出される。
 
鉄人28号の実物大モニュメントの制作は、地元の商店主のみなさんが
「阪神・淡路大震災で大きな被害を受けて再開発が進むまちの起爆剤に」と企画し、
2006年に計画を発表され、総工費は1億3500万円でこの十月に完成した。
 
長田の駅に降りたのは、三十年ぶりのこと
当然のことながら、街はすっかり変わってしまっている。
駅改札を出ると、鉄人のポスター、案内パンフなどが目に飛び込む
めざす若松公園は駅の南西にあたり、ちょうど大丸百貨店の裏側という。
商店街のアーケードをくぐると鉄人の街灯など、鉄人一色で
公園の中央に両足を踏ん張り、右手を突き出した鉄人28号は高さ18メートル
「ビルのまちに ガオー」 というあの歌が頭の中でリフレインしてくる光景だ。
 
鉄人-公園

子供の頃、雑誌「少年」に連載されていた鉄人28号に
リアルタイムで嵌っていた者として、
震災前の、かつての長田を知る者として
原寸大鉄人28号には、なんともいえない感動を味わわせてもらった。 by kuma
posted by うさくま at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年11月26日

深山に登った!

先日、図書館で「低山趣味」という本を借りた。
京都の北から丹波篠山あたりの低い山を中心とした山登りの記録本だが
あっちから、こっちからと舐めつくすような山歩きを淡々とした筆致で叙述されている。
なかでも大阪府と京都府の境に位置する深山の登山記は、
読むほどに、いますぐ登りたい!と思わせるもので、ウサも「え〜やん」という。
で、早速登ってきた。 

ささやまの森公園に車を停め、公園事務所の登山ノートに名前を記入し
公園から深山へいたる大手道ともいうべき登山道より深山を目指す。
隠し田の址、猪除けの石垣、モリアオガエルの池などを見ながら
やがて登山道は峠へと続いていく。

深山-公園事務所

登山道は、かつて篠山から摂津へと続く古道だったとのことで、
便利さに慣れた現代人には想像もできない当時の生活の厳しさが実感される。

 To Be Continued
posted by うさくま at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 山歩き

2009年11月23日

歴史読本 一月号

この夏、かねてよりネット上でお付き合いの深い美作の K さんより
歴史読本に「記事を書いてみませんか」との打診をいただいた。
「喜んで!」とご返事をしたところ、後日、
歴史読本の編集部から執筆の依頼が届き、
お題は、「家紋誤認殺人事件」というものであった。
 
ウェッブやブログなどに駄文を書き散らしているものの
チャンとした出版社から出ている雑誌に書ける機会がくるなど
望外のことであっただけに、流石に緊張した。
ウサや知り合いの編集者の方などの協力を得て
なんとか6ページ書き上げて歴史読本編集部に送ったところ
「いいでしょう!」と、オーケーをいただいた。
とはいえ、本当に本誌に掲載されるのだろうか?などと
愚にもつかないことに気を揉む。まことに他愛のないことである。
 
そうこうするうち、編集部から歴史読本の一月号が届いた。
四十年来の歴史読本愛読者であるわが身としては、
一月号の目次に自分の名前を見つけたとき、感慨無量のものがあった。
歴史読本2010一月号
かつて、歴史を取り上げる月刊誌として
中央公論社から「歴史と人物」、秋田書店から「歴史と旅」、
そして、老舗的存在の新人物往来社から「歴史読本」等が発刊されていた。
それが、いまでは「歴史読本」一誌だけというさびしい状況となっている。
昨今の歴史ブームによって、
戦国武将や家紋、名字などを取り上げた本が出版されているが
いずれもブームにのった単発、シリーズものである。
ホームページという媒体がもたらした結果であろうが
歴史ファンとしてはまことに残念なことである。
 
難しいことはさておき、今年は本当にいろんなことがあるな〜!
と人生の面白さを噛みしめている。 by kuma
posted by うさくま at 09:42| Comment(2) | TrackBack(2) | 日記

2009年11月22日

篠山盆地に雲海を見る

篠山は周囲を低山で囲まれた盆地で、
昼夜の寒暖が激しい秋から冬にかけて朝霧が多く発生する。

たまたま、ウィキペディア(Wikipedia)で「霧」を調べたところ
市街北西に屹立する盃ヶ岳が雲海の名所に挙げられているではないか。
先日、盃ヶ岳山上に残る戦国山城を探索してきたが
遮るものがない中腹から見た篠山盆地の展望は抜群で、
多紀アルプス、松尾山・白髪岳、虚空蔵ヶ岳がグルッと見渡せるのである。
たしかに、見事な雲海となることが想像される。
 
 
霧-秋の松尾山
初秋の松尾山・白髪岳(9月17日撮影)

起きると外は霧だ、早速、盃ヶ岳に登ってきた。
山麓の浜谷池そばの春日神社に車を停め、
霧にシットリと濡れた落ち葉を踏みしめながら山道を登る
 
霧-山道 霧-森 霧-落ち葉

思った以上に霧は深く、途中から見えるはずの篠山市街、多紀アルプスは
一面の霧の中に沈んでいて、まったく見えない。
この霧の状態なら最高の雲海が期待できるはず!と心は踊り
ほとんど駆け足で中腹の東屋へたどり着いた。
 
霧-松尾山
 
西方を見ると、松尾山・白髪岳が雲海の上に姿を見せている。
篠山市街はスッポリと雲海の下だ・・・
 
霧-多紀連山
 
三岳を中心とした多紀連山が霧に浮かぶ景色は
なんともいえない、神々しさだ。
 
霧-三岳
 
陽がさしてくると霧はにわかに晴れていくが
色付いた木々とコラボした絶妙の風景が展開していく・・・
想像していた以上の見事なものである。
 
霧-浜谷池01 霧-浜谷池02 霧-浜谷池03
 
雲海を堪能したのち、山麓へと下りていくと霧は濃さを増していく・・・
見ると、浜谷池の水面から霧が沸き立っているようにみえる
音らしい音といえば渓流の流れだけであり、
まるで、時間が止まったかのような錯覚を覚える空間が広がる。
見事な雲海と幻想的な風景、篠山は懐の深いところだ。 by kuma

posted by うさくま at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 篠山歩き

2009年11月15日

湖北縦走!

十一月一日、旧友H君夫妻と計画していた湖北の山歩きが、
生憎の空模様で、無念の二週間延期となった。
今日は天気はまずまず、待ち合わせ場所である河毛駅まで車を飛ばした。

行程は余呉湖側を出発点とし、山本山山麓の朝日山神社をゴールに決定、
朝日山神社にわれわれの車を停め、H君の車で余呉駅に移動する。
駅前の駐車場(うれしい無料!)に車を停め、いざ出発!

賤ヶ岳、古保利古墳群を経て山本山まで約13メートルの長丁場だ。

湖北-出発
縦走路はよく整備され、要所に標識が設置されている。

湖北-山道 黄葉・紅葉が素晴らしい

湖北-余呉湖

木の間越しに余呉湖が見える

To Be Continued
posted by うさくま at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 山歩き

2009年11月13日

いよいよ二年目へ!

ブログをスタートして、二年目に突入した。
この一年間を振り返ると、
 
 次女の結婚
 会社の倒産による浪人暮らし
 京都から丹波へ引越し
 テレビ初出演
 雑誌「歴史読本」に執筆
 さらには、自殺死体の第一発見者になる
 
などなど…、悲喜、吉凶こもごも、

 似顔200911

かつてない出来事の多さにビックリだ。
 
金はないけど、時間だけはタップリあるので、
これからもローコストで東奔西走の日々が続く・・・、かな!

by kuma 
posted by うさくま at 19:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2009年11月08日

戦国ヘルム を読む

過日、コアマガジン社さまから「戦国ヘルム」が届いた。
家紋の監修をさせていただいたことで、送ってこられたものだ。
 
早速、表紙を見ると、美形の真田幸村のイラストが描かれ、帯には、
 
戦国武将を「超」解釈!
現代絵師が強力デフォルメと大胆アレンジで描き顕す
実在武将のビジュアルブック
戦国ヘルム
とある。なるほど、いま世の中に横行する「歴女」なる一群を
ターゲットにした一冊なのだな〜、と読んでみたところ
イラストは措くとして、それぞれの武将の記述は
なかなか要領よくコンパクトにまとめられている。
なによりも、「名言」と題された、
それぞれの武将の生き様を切り取った言葉がいい!
 
ただ、体裁が若者(とくに女性?)向けのイラスト集となっていることが
本来の歴史ファンに顧みられることがないのでは、と思われる。 
それはそれで「よし!」とされているのだろうが、
歴史的な記述(家紋も含めて)が面白いだけに、惜しい!
とはいえ、読みごたえのある一冊なので、売れるといいな〜。 by kuma
 
posted by うさくま at 10:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書

2009年11月05日

お堂で見る阿修羅 展に行く!

奈良興福寺の阿修羅像は素晴らしい!
夭逝した夏目雅子に似ているともいわれるが
貴花田の四股名で頑張っていたころの貴乃花にも似ている。
 
かねて宝物館に所蔵されている阿修羅像を何度か見て
その素晴らしさを目の当たりしていたが
展示の制約もあって、いわゆる壁の花状態であった。
 
いま、阿修羅像を中心とした興福寺に伝来する仏像群を
仮金堂において立体的に展示した「お堂で見る阿修羅」が開催されている。
これは「見逃せない!」
さっそく、ウサが A新聞の販売店に交渉して招待券をゲット!
遠く、奈良まで出かけてきた。

阿修羅-チケット

奈良公園は折から正倉院展も開催中で駐車場は満車状態、
そこは裏技で、若草山スピードウェイに入って山上の駐車場に止める。
ちょうど色付きはじめた若草山の頂上で昼食をすまし、
芝生を踏み締めながら遠くに生駒・金剛の山並み、
眼下に東大寺・興福寺が点在する奈良公園の素晴らしい展望を楽しみながら下山する。
 
阿修羅-若草01 阿修羅-若草02 阿修羅-列  
 
平日でもあることとて、「きっと、空いてるで!」という甘い期待は裏切られ
阿修羅展は長蛇の列、待ち時間は、なんと「120分!」。 
いささかヘコタレそうになったが、阿修羅を見なければの一念でひたすら並び続ける。
阿修羅を中心に十大弟子・八部衆像・釈迦三尊像・四天王像などの仏像群が
立体的に展示された仮金堂内は素晴らしいものであった。
しかし、「立ち止まらないでください」「後ろがつかえています」と喚きたてる
せっかちなアナウンスに押されて、つぎの北円堂の特別公開へと進む。

北円堂では、弥勒如来坐像を中心に無著・世親菩薩立像、四天王像を拝観
いずれも国宝で、運慶作の無著・世親菩薩立像は実に写実的で
重厚感みなぎる素晴らしいものであった。
はるかな昔に、このような造形がなされたことに感嘆するとともに、
戦火や時代の変化を潜り抜けて現代まで伝来されてきたことに心から感動した。

阿修羅-若草03s

素晴らしい仏像群、奈良公園内の建造物群を堪能したあとは
ふたたび、駐車場を目指して若草山登りである。
奈良公園を歩き回ったあとだけにキツイ登りとなったが
中腹から遠く生駒山に沈む夕陽を見ることができた。
まるで、極楽浄土を彷彿とさせるその見事な風景は、
先ほどお会いしてきた仏さまたちの贈り物だったかも知れない。 by kuma
posted by うさくま at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年11月03日

一押し!「となりの人間国宝さん」

月〜金までの毎朝、関テレでやっている「よ〜い、ドン!」の
冒頭のコーナーである「となりの人間国宝さん」が面白い!
ブッツケ本番で、街を「ブラ〜リ」する円ひろし(木・金は月亭八光)が
出会った人が持つ秀逸な技、生きざまに感動し
「となりの人間国宝さん」に認定して、シールをお渡しするというものだ。
人間国宝さん
今週、円ひろしが出あった人間国宝さんは出色の人々であった。

永年培った銅細工の技で虫づくりに励む銅版樋の職人だった人
見事な筆勢の扁額とユーモアに溢れた木工製品づくりは指物大工だった人
お二人の磨かれた技の素晴らしさ、人生への達観ぶりはすごかった。
それに対する家族(とくに奥さん)の、「元気で好きなことやってくれてたらえ〜んです」
という、いい意味での無関心ぶりも、身につまされて面白かった。

ほかにも、目玉のような模様の描かれた工務店をたずねると
目玉は弓の的で、そこの主人は国体にも出場した弓の名人で
家そのもを弓道場に改築して、地元の弓道会の会長さんを務めている、という方であった。
はては、大枚(●千万円!)をはたいて天文台を作り、奥さんに逃げられた人
と、なんともいえないペーソス溢れる猛者が勢揃い!。
 
みなさん一芸に通じた達人の方ばかりで
円ひろしとの会話のなかに意外と深い人生の教訓があったりする。
ひとつのことにコツコツと真剣に生きてきた人を神さんは見逃さない、
第二の人生という素晴らしい時間を褒美にくれるのだな〜。
思わず、自分のこれまでの人生を反省してしまう…。

とはいえ、取り立ててスゴイ!ということが起こるわけでもない。
円ひろしと人間国宝さんが、淡々と出会って別れる・・・それだけのことだが、
なんというか、「一期一会」の素晴らしさがユル〜ク 伝わってくる。
一度見れば、その ユルサ に癒され
知らない街を 「ブラ〜リ」 したくなってくる不思議な番組だ。 by kuma
posted by うさくま at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ(TV)を楽しむ